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東京五輪! 新国立「A案」で政府に報告へ!! [ニュース]

新国立競技場の建設にあたり、2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場の件で、

二つの業者チームが提案した設計・施工案のうち、
A案、「木と緑のスタジアム」を主なコンセプトにしたものが、

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ヤフー画像引用

事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC、大東和美理事長)から
政府に報告される見通しになりました。



22日午前に開かれる関係閣僚会議(議長・遠藤利明五輪担当相)を経て、
新しい競技場の姿が決定することになりますね。



 公正な審議のためJSCとしては、事業者名を明らかにしてませんが、関係者によると、
A案は大成建設を中心に建築家の隈研吾氏、梓設計で構成するチームが提案した内容です。


伝統的な和を創出する」ということで、屋根には鉄骨に木材を組み合わせとしています。


スタンドは観客の見やすさを考慮した3層構造、地上5階、地下2階建て
高さは旧計画(実施設計段階の70メートル)を低く抑え49・2メートルとしています。
総工費は約1490億円、完成は19年11月末


スクリーンショット 2015-12-22 7.31.04.jpg
ヤフー画像引用
 
16日、報道陣には2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の
予定地(東京都新宿区)が公開されましたね。
先月下旬には旧国立競技場の解体工事がすべて終わり、クローバーが生い茂っていました。


19日、JSCは建築の専門家らでつくる技術審査委員会(委員長=村上周三・東京大名誉教授、
委員7人)が二つの案について、「日本らしさへの配慮」「ユニバーサルデザインの計画」
「維持管理費」「工費」など9項目の評価基準で審査をおこないました。



1人140点の計980点で採点し、この結果やアスリート、競技団体意見を踏まえ、
大東理事長がJSCとしての結論を出すことになっています。

スクリーンショット 2015-12-22 7.33.43.jpg
ヤフー画像引用
 

新国立競技場の問題提起

○時間の問題

昨年5月に新デザインの基本設計が公表された時点ですでに問題点は明白だしたね。
その時点で見直すことができれば、もっと余裕が出てきたはずですね。

デザイン・コンペの時点

2012年11月の新国立競技場基本構想のデザイン・コンペの時点で、
「要綱そのものに問題がありました、たとえば、最優秀賞受賞者は実施設計者ではなく、
デザイン監修者という位置付けでした。



また海外のコンペでは、予算を考慮して積算資料を提出する場合もあるのですが、
今回このコンペでは『1300億円』というのはあくまでも『目安』にすぎなかったのです。



○諸条件の根拠は


新国立競技場の計画には、収容人数8万人、開閉式屋根など色々な条件がありましたが、
こういった条件の根拠は何だったのでしょう?。


8万人』というのはサッカーのW杯を招致する際に必要とされるものであり、
五輪でもラグビーW杯でも明文で求められているものではありません。


開閉式屋根は芝生の生育にはマイナスなので、スポーツの観点からはむしろ
マイナスなものなのです。


これは「音楽イベントにおける音響のために必要なものである」言っていますが、
五輪という本筋とは、関連性の薄い条件であると思います。


○新国立競技場では、何が求められる?

市民参加や合意形成の手段をどう確保するか
  
・人口減少社会における巨大建築とはどうあるべきか

周囲の景観との調和

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ヤフー画像引用
 



市民が都市や公共建築を作るプロセスに、関わっていく体制が現状ありません

スイスのようにレファレンダム(市民投票)を活用するなどして、
市民が都市や公共建築を作るプロセスに関わっていく体制作り
考えてもらいたいですね[あせあせ(飛び散る汗)]







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YUTAじい

おはようございます。
ご訪問、nice! ありがとうございます。
by YUTAじい (2015-12-23 08:04) 

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